一億総脱サラ

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吉本新悲劇1【岡本と藤原と松本と】

吉本新悲劇【岡本と藤原と松本と】

時は2019年7月22日 時刻22:00


吉本興業社長 岡本は憔悴しきっていた
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「クソ!マスゴミ共め」

送迎の車の中で呟くと、ある高層マンションへと向かった

この日は5時間近くも会見し

昔からある芸能と反社との繋がりを今頃問われたのである

「尾行されてひんやろな?」

そう聞いたのは、松本人志であった

「大丈夫です」

男はそう答え、マンションの地下駐車場に黒いアルファードを止めた

車の中で岡本が声をあげた

「どうしてこうなった!おお?」

「お前に任せてたのに、この始末か!」

怒り心頭の岡本に、消ええるような声で

「すいません」

そう答えた男はカラテカ入江だった

「まあええわ 話しは中にはいってからや」

マンション最上階の部屋へ入る

ここは松本が夜な夜なパーティーを開いている、いわゆるヤリ部屋である

「社長、お疲れ様でした」

少し強張った表情で愛想笑いを浮かべるのは

雨上がり宮迫だ

「お疲れ様ちゃうで ほんま」

「お前誰やねん」

言ったのは岡本ではなく松本だった

「み、宮迫です」



5月30日 この日から始まった

「すいません宮迫さんフライデーですけど」

移動する車に乗り込む直前だった

「は?なに?忙しいんだけど」

このとき、宮迫の頭の中は既にパニックだった

一度、不倫報道を誤魔化せたが、心当たりは沢山あったからだ

「ちょっとこれ見てください」

見せられたのは熱唱する自分の姿

「こ、これはボクですね なんやろ 違うかな? やっぱボクですね」

正直ほっとしていた

また女遊びがバレたと思ったからだ

「ちょっと急ぐので すいません」

逃げた

6月3日 フライデーから吉本興業に質問状が届く

「なんやこれは!そっちの方はどうなっとるんや!」

岡本に怒鳴られてるのは宮迫

では無く、入江だ

「すいません 撮影は禁止にしてたのですが・・・」

「そうやない! なんで下級雑誌がウチに質問状を送ってくるんだ!」

下級雑誌とはフライデーその他の大衆雑誌の事である

「すいません そろそろ効き目が無くなりつつ・・・」

被せるように岡本が怒鳴る

「あのな、雑誌も反グレ集団もしっかり抑えとけって言ったよな?」

「すいません」

それ以外の言葉が出ない入江

「まあええわ どう責任取るつもりなん?」

聞いたのは松本だ

吉本と裏社会の窓口は入江だった

「すいません松本さん 山口組の分裂で抑えが効かないんです」

吉本興業を裏で支えていた山口組の分裂抗争で、シマの抑制ができなくなっていた

「ほんなんどうでもええわ この始末どうしてくれるん?」

「だいたい、面白くもない笑いも取れんカラテカをメディアに出してやったのんは誰やと思ってるん?」

無表情の松本に言い寄られ、入江が答えた

「提案があります」

6月4日 入江 吉本興業と契約解除

「ほう その後は?」

効いたのは岡本だ

入江がすぐに答える

「今回の件、宮迫兄さんと亮兄さんを切れば解決できる道があります」

「その前に私を契約解除してください」

そこから約2時間、入江の説明が始まった

「まあそうゆう事なら入江は解雇やな」

入江の案によりフライデーの質問状の翌日に入江解雇が吉本から発表された


6月7日 宮迫ツイート

これが吉本の誤算だった

「なあ宮迫 いくらなんでもカッコついたままは無いやろ」

言ったのは副社長の藤原である


「すいません そのままツイートしろと入江に言われましたので・・・」

「あのなー、ガキの使いやあらへんで そんなん分からんかったんか」

TVで見せる藤原の顔ではなかった

「ボクは・・・どうしたらいいんですか」

宮迫はすぐに演技と分かる泣き顔を見せた

「その泣き顔 バレバレやで」

藤原が言い捨てた

6月8日 亮ツイート




宮迫が失敗したので亮に火消しを求めたが、これまた失敗だった

金銭の授与を否定してしまったのである

ツイート失敗し、薄々と切られる空気を感じていた宮迫から亮に電話が入る

「もしもーし、亮? あのさ、今のツイートなんだけどさ、お金貰ってるんだよね~」

「え?ボクもらってないですよホントに」

「あ、ゴメンゴメン 入江に聞いてなかったかな?亮50万貰ってるから それパーティー代に消えたんだけどね」

全く知らなかった亮は愕然とした

続けて宮迫が言った

「いいよ亮 貰ってないって言えばいいから」

「他の雑魚はいいから、HGと福島と4人で説明いくよ」

その日のうちに宮迫、亮HG、福島の4人で吉本本社を訪れた

6月10日 呼ばれたのはHGと福島の2人だった


「今日来てもらったのは他でもない あの件や」

「率直に言おう 宮迫と亮には辞めてもらう事になってる」

「お前ら どうしたい?」

社長の岡本自ら芸人の端くれに問いただした

「会社に残りたいです!」

口を揃えてHGと福島が言った

「ならええか?」

岡本が2人に囁いた

2人が出て行った後に別室から声がした

「ホンマ頭悪いやつらやな~」

松本である

6月14日 フライデー第2弾

コレは吉本も想定外だった

宮迫の冠番組『アメトーク』に反社を招待すると宮迫が言っている動画が出たのだ

しかもリーク元は山口組直系二次団体幹部だった人物

そう、吉本のバックの筈の人間だった

「これはアカン おわりやで」

藤原が消えるような声で言った

「あれやね 入江の案はボツやね」

松本がそう言うと岡本と藤原が頷いた

6月18日 入江含む該当芸人集められる

既に解雇されたハズの入江含め該当芸人が集められた

入江はギャラは50万くらいだった事にしようと提案

しかし素っからの天然、真面目男 亮が言い出した

「ボクのギャラが50万だったと聞いてます」

「もうボク耐えられないです 謝罪会見させてください」

割って入ったのは藤原だった

「亮の気持ちはわかるけどな まだ金額とか明確になってないから、もう少し待ってや」

会見は開くが少し待ってほしいとの吉本側の提案を亮は承諾した

6月21日 宮迫謹慎処分発表

「話しが違うじゃないですか」

宮迫が言った・・・





つづく・・・かも



4000字超えたたので終了です^^
続くかどうか私にも分かりません。

もうドラゴンボール状態です!

ちなみに
もの物語は全てフィクションです
写真はイメージです



では皆さん
素敵な吉本ライフを^^/